昔から甘いお菓子は、特別な日や大事な時間にはかかせないものでした。
久しぶりのご挨拶には、風呂敷に包んだ菓子折り。
暑い夏の日の冷たい水ようかん。
友だちが集まったお誕生日のショートケーキ。
お父さんが買って帰ってきたクリスマスケーキなどなど。
和菓子洋菓子を問わず、お菓子は皆さんの楽しい思い出といつも寄り添っていたはずです。
それは、食べるのがもったいないほど綺麗に飾られたケーキや、口の中に広がる甘味と決して無関係ではないと思うのです。
いちかわは、工場の多い日立という町の暮らしの中で、長くお菓子を作り続けてきました。
これからも、私たちが作るお菓子が「ちょっとだけ特別な日」のお役にたてるように、精進し続けていきたいと考えています。